みなさんは分かりきった結末、ハッピーエンドはもう十分!もっと重い愛を見てみたい!
そんな気分になる日はありませんか?
そんなあなたにおすすめ!魅力的な二人の世界観に引き込まれる人続々!
本日はそんなメリバ作品を15選紹介します!
知る人ぞ知る作品や「メリバと言ったらこの作品!」と言えるような作品など多数紹介していきます!
新しくメリバ作品を見始めた方やいつもと違ったメリバ作品を探している方どちらも何か新しい収穫があるかも!
メリバBLの魅力
世間一般の愛とは少し違った愛の形!
それってハッピーエンド?バッドエンド?それを決めるのはあなた次第!
メリバは少しモヤッとした要素が読者の頭の中に残る事が多いので、作中には書かれていないその先を自分自身で考えて余韻に浸ることが出来ます。
人によって解釈が違って幸か不幸かが変わるなんて素敵!
『二人は幸せそうに見えるけど、この後二人はどうなっちゃうの?!』と見ているこちらがハラハラしてしまうような危い二人がたまりません。
世間一般には認められない愛やお先真っ暗な恋愛が背徳感があり、逆に好奇心をそそられます。
メリバBLランキング
1位:金魚の産声
作品名 | 金魚の産声 |
作者 | ごんだくにど |
ジャンル | 二重人格、記憶喪失、かわいい、ほのぼの |
カップリング | お兄ちゃん気質×謎の少年 |
見所ポイント | 平穏な二人の秘密 |
発売前からTwitterでバズっていた超話題作!
瀬戸内海の諸島に暮らす悠太(受)と知久(攻)のお話。
一見ほのぼのしている様でどこか違和感がある二人が気になって読み進める手が止まらない!!
記憶喪失のはずの悠太がどこか昔の悠希を彷彿させる。
悠太の違和感は一体何から来るのか______。
平穏な日常のなかにどこか不穏な空気を感じる作品。
個人的な見所は悠太のギャップ!普段は可愛いくて拙い悠太だけど、たまに…。
これは、陽系メリバと言えるラストが待っています。
社会規範からは外れている二人だけどラストの二人もすごい幸せそうで明るくほのぼのしています。
メリバ初心者の方でもトラウマになりにくい作品ですので、初心者の方にも読んでいただきたくこれを一位に選びました!
2位:遥か遠き家
作品名 | 遥か遠き家 |
作者 | 八田てき |
ジャンル | 病弱、切ない、シリアス |
カップリング | 旅人×世界を知らない青年 |
見所ポイント | 居場所のない二人の逃亡劇 |
「ごめんよ、僕の人生に君を巻き込んでしまって__君は君の居場所を探していたのに」
舞台は90年代アメリカ。
狂信的なカトリック信者の親を持つ少年アランと気ままに旅をする青年ヘイデン。
違った環境で育った二人はお互いを知らなかった時間を埋めるかのように二人の時間を取り戻していく。
旅をする青年と抑圧や束縛から逃げ出したい少年の逃亡劇の行方は__。
一巻完結型で、この漫画の見どころはなんといっても二人の見ているこちら側が吸い込まれるような綺麗な瞳と涙!
壮絶な世界が映る二人の綺麗な瞳と涙は隠のメリバ好きはたまりません。
一位に選んだ作品とは違い、この作品はハッピーエンド好きな方が読むと「もっといいラストがあったのでないか、、」とモヤモヤしてしまうかもしれません。
しかし、メリバ好きなからするとこのストーリーは美しい終わり方で、安心するラストであると思いました。
そして綺麗なのは終わり方だけではなく、作中に出てくる言葉の言い回しが詩を読んでいるかのように繊細で儚く、二人にとても合っていて身に染みます。
絵柄、セリフ、ラスト、全てが美しく魅力的で読んだ後すぐにまたすぐに恋しくなって本を開いてしまいます。
3位:ハッピー・オブ・ジ・エンド
作品名 | ハッピー・オブ・ジ・エンド |
作者 | おげれつたなか |
ジャンル | ニート、切ない、不穏 |
カップリング | イケメン×家なしニート |
見所ポイント | 持たざるもの同士の恋愛 |
「もうこれ以上ない 死にたい」
作中に出てくるこの言葉がこの作品の雰囲気をよく表していると思い、とても印象深いです。
『ヤリチン☆ビッチ部』『エスケープジャーニー』などの大人気作を数々生み出すおげれつたなかさんの作品は間違いなし!
行き場の無い千紘(受)と正体不明の怪しい男、ケイト(攻)の危ういバランスの上に成り立つ二人の共同生活。
ケイトと千紘、二人の不安定な精神と生活を見ているとこちらまでヒヤヒヤしてきますが、たまに出てくるふたりの平穏な日常がギャップがあって最高です!!
訳ありな二人が繰り出す独特の世界観に惹き込まれること間違いなし!
暗い雰囲気、治安悪めな雰囲気がお好きな方はきっと気にいるはず!
一巻の個人的なヤマバは、終盤のケイトが○○に寝転んで○○しようとする所。
ほのぼのしていると思ったら急に崖っぷちに落とされる二人の人生がジェットコースターすぎて読んでいる私まで感情を揺さぶられます。
ここの二人の空気感が大好きで何度も読み返してしまいます。
4位:泥中の蓮
作品名 | 泥中の蓮 |
作者 | ためこう |
ジャンル | 近親相姦、ビッチ、共依存 |
カップリング | 優等生弟×クズのウリセン兄 |
見所ポイント | 兄弟の歪んだ禁断の愛 |
『ここなら兄ちゃんをオレのものにできる__。』
兄・元春(受)は弟・秋生を養うためウリをし生計を立てている。
そんな兄に兄弟愛以上の気持ちを抱く弟秋生(攻)。
「ララの結婚」「ジェンダーレス男子に愛されています。」などの人気作を生み出したためこう先生のデビュー作!
薄暗い兄弟愛が不穏好きにはたまらない!
私は気になる作品はまずはウェブで無料お試しページを読んでから様子を見ることにしているのですが、無料ページを読んだだけでもこの作品が他にない異彩を放っていると感じました。
そして、実際に読んでみて、お話の途中までこの二人の関係を分かった気でいましたが、最後まで読んでみると「え”!?」と気になるシーンがあり、読者の私まで騙されてしまいました。
気になる方は是非、ウェブで無料のお試しページを読んでみて二人がこれからどうなるのか予想を立ててから実際に読んでみることをオススメします。
また、絵の繊細なタッチが二人の世界観をより一層うまく表現しています!
二人の表情が絶妙で読み終わった後も忘れられず、気になってお気に入りのページを見返してしまいます。
5位:にいちゃん
作品名 | にいちゃん |
作者 | はらだ |
ジャンル | 年の差、無理やり、重い |
カップリング | 小児性愛者×ヤンデレ |
見所ポイント | 年の差純愛BL! |
『誰からも祝福されないと愛って認められないんだ』
幼い頃、近所のにいちゃんに手を出されにいちゃんの元から逃げ出したゆい。
それから時が経ち、にいちゃんを忘れられないゆいは、にいちゃんを探し続ける。
世間から認められない恋愛はバットエンド??
個人的に理想の終わり方で、最後まで事細かに描かれていないので、完結後もふたりの行く末が気になって想像が止まりません!!
彼らを取り巻く第三者を巧妙に描くことによって、彼らがマジョリティの中では生きづらいという事がヒシヒシと伝わってきます。
落ちるところまで落ち、足枷にを外す様にどんどん世間から距離を置いていく二人を見ていると少し不安な気持ちも……。
読者まで蚊帳の外にいるような二人の世界観に惹き込まれること間違いなし!!
年の差がありますが、この二人の主導権を握っているのはどちらなのでしょうか…。
個人的なヤマバは、クライマックスでの見開き1ページです。
そこの二人は、もう他人なんて眼中にないというのがよく伝わってきて「これだよ!これ!!」と闇の腐女子である私は大歓喜してしまいました。
私はそこの見開きが大好きで、初見から時間がたった今でもそのシーンやそこの場面の会話を舐めるように見ているほどです(笑)
6位:心中するまで、待っててね。
作品名 | 心中するまで、待っててね。 |
作者 | 市梨きみ |
ジャンル | 心中、歳の差、死ネタ |
カップリング | ワンコ系×強気受け |
見所ポイント | メリバ界の頂点 |
大学生である福太(攻)は、幼い頃の記憶が抜けている。
偶然幼い頃の友達葵兄ちゃん(受)と再会することになるが、なぜか葵兄ちゃんはかつての姿のままで____。
編集長自らが「人を選ぶ作品」というほどの、メリバ界の頂点!!
このタイトルでこのほのぼのした絵が賛否両論ある作品で癖がある分、好きな人はハマるはず!
個人的には、とても大好きな作品で初めて読んだ時からこの作品の大ファンです。
普段は温暖な福太が葵兄ちゃんのことになると態度が一変して….。
上下二巻から成っていますが、読み終わった後大作映画を見終わったかのような疲労感と虚無感があり心にずっしり重みが来ます。
序盤の穏やかな空気とは180度違ったラストが待っており最初の平穏な日常が逆に壮絶なラストを際立たせます。
いい意味でも悪い意味でも一度読んだらラストの衝撃が頭に残り続ける作品です。
メリバデビューでこの作品を初めに読む方はご注意ください。
この作品が刺さる方はどんなエンドも怖いもの無し!
7位:BANANA FISH
作品名 | BANANA FISH |
作者 | 吉田秋生 |
ジャンル | 死ネタ、友情、外国 |
カップリング | ギャングの青年×日本人 |
見所ポイント | 生きる世界の違う二人の愛と友情 |
本作はカテゴリー的には少女漫画ですが、BL要素を含んだ名作ブロマンスとなっています!
舞台はニューヨーク。17歳にしてニューヨークのギャングのボスをしているアッシュ・リンクス。
時を同じくして、カメラマンのアシスタントとしてやってきた日本人の少年奥村英二。
生きる世界も何もかもが違った二人だが、仲良くなるのに時間はかからなかった。
メリバ、?というよりもはやバッドエンドに近いラストが待っていますが、後味が悪過ぎず、バッドエンドとも言い切れないような美しさと切なさが大変美味しいです。
1990年代に漫画化され注目を浴びた作品が、アニメになって再び脚光を浴び、知っている方も多いのではないでしょうか。
全十九巻で見応えもあり、復刻版も発売されているので、この機会に少し前の世代の漫画を読んでみるのもアリではないでしょうか。
また、バッドエンドのような切ない終わり方をしますが、その続きとして英ニが28歳になった日々を描く「光の庭」という作品があります。
原作では復刻版19巻、文庫版ではAnother storyに収録されていますので気になる方は併せてご覧ください。
私は、本編を読んでから時間を空けてこの「光の庭」を読んだのですが、この「光の庭」に出てくる登場人物と同じくらい本編での出来事が懐かしく思え、自然と涙が溢れました。
8位:君を愛した10年間
作品名 | 君を愛した10年間 |
作者 | EUN wuyiningsi |
ジャンル | 死ネタ、病気、浮気 |
カップリング | 浮気DV男×一途 |
見所ポイント | 闘病生活で辛い時にそばにいてくれたのは彼ではなく… |
付き合って10年になる知念(受)と涼生(攻)の二人の枯れた生活。
病気になり通院や症状で辛い日々にも関わらず、浮気をしている涼生に気づきながらも一途に家で待ち続ける知念が可哀想でたまらない(涙)
そんな憔悴した知念を心配する医者の斉藤は知念を助けだしたいのだが、辛い時知念の頭に浮かぶのはいつも涼生との学生時代。
私は初めアプリでこの話を読み始めましたが、アプリだと毎日チャージを待たなければならない、読み返したい時にすぐに読み返せないなどのデメリットがあり、単行本を買うことにしました!
最初から最後まで救いのないバッドエンドに近い作品ですが、健気な不憫受けが大好物な私にはちょうど良かったです。
話が進むにつれだんだん結末に気がついてくるのですが、いざ結末が来ると、想像通りだとしても悲しいものは悲しいですね。
また、作中に出てくる病気の小夏を亡くしたパートナーであった佐藤のその後がAnother storyとして『再没人遇见』という名前で出ていますので気になる方はそちらもどうぞ!
個人的に小夏の儚い容姿が性癖なので私も読んでみようと思います。
英語版小説、英語版漫画にもなっている世界中で大人気の中華BLのラストにきっとあなたも涙する!
9位:やじるし
作品名 | やじるし |
作者 | はらだ |
ジャンル | 無理やり、ヤンデレ、教師 |
カップリング | 一軍陽キャ×パシリ 裏あり教師×生徒 不安障害×裏あり男子 気弱な少年×変態教師 |
見所ポイント | はらだ節のきいた短編集! |
「もう置いていかないでね」
短編作品「やじるし」「ひきずる音」「歪みはじめ」「痴漢されてる彼を偶然発見して、的な展開で」「れいの男」「残業の男」「変愛 間男変」「変愛 カキオロシ変」など計8作を収録。
“はらだ節”を詰め込んだ読み切り作品集。
223ページに8作品も入っているので自分の好きな雰囲気が見つかるはず!
この作品に限らずはらださんは闇テイストの作品をいくつも書いているのではらだ先生の作品を気になっている方は、まずはこの作品を買ってから雰囲気を掴むのも良いかも!
それほど”はらだ節”が効いた作品です。
普通では思い付かないようなシチュエーションが多く盛り込まれていて8作品も読んでいても飽きが全く来ません!
他の作者さんの感動系の作品とは違い、常に感情の読めない攻めが数多く登場するので好奇心旺盛な方におすすめ!
10位:蟷螂の檻
作品名 | 蟷螂の檻 |
作者 | 彩景でりこ |
ジャンル | 監禁、シリアス、御曹司 |
カップリング | 使用人×若当主 |
見所ポイント | 名家の秘密とは?! |
長い間家の牢に監禁されていた兄の蘭蔵と、蘭蔵に父を取られ蘭蔵を嫌う母に育てられた弟育郎。
そんな育郎の心の支えである使用人の典彦。
育郎は両親に十分な愛を注がれてこなかった寂しさを使用人の典彦に性的欲求で示す。
私はこの漫画を官能的なこの表紙に惹かれ買ったのですが、実際に読んでみても表紙負けしない、読み応えのある作品でした。
どんどん落ちぶれていく育郎と長年牢に閉じ込められていた精神的に拙い蘭蔵の二人が性癖にドンピシャで買ってよかったです。
昭和の上流家庭という設定も非日常的で好奇心をそそられます。
蘭蔵は知的発達が遅れており、それに対する蘭蔵の周りの差別意識や扱いが昭和の上流階級の視野の狭さ、居心地の悪さのようなものをうまく表現しています。
作品の全てにおいて耽美的で美しく、魅力的な作品です。
11位:俺の気持ちがわかるか
作品名 | 俺の気持ちがわかるか |
作者 | 京一 |
ジャンル | 幼馴染、依存、ヤンデレ |
カップリング | 面倒見の良い×そそっかしい |
見所ポイント | 共依存の幼馴染BL |
幼馴染のしろと尋。尋はそそっかしくよくミスをする。そんな尋をしろは軽くつっこむ。
そんな普通の幼馴染。
しかし、そんな関係はいつのまにかエスカレートしていき___。
じゃれあいと暴力の区別がつかなくなっていったしろと全てを受け入れる尋。
この二人を表すのはもはや恋や恋愛とかいう甘い言葉ではなく、依存。
読む前あらすじを見た時は、守りたいものを自らの手で壊したいタイプのしろが一方的に尋を縛っているのかと思ってました。
しかし、実際に読んでみると….。
読者を置いてくほどの全く読めない倒錯した嗜好の二人の行動が見どころです!
12位:マルキド
作品名 | マルキド |
作者 | 春泥 |
ジャンル | マゾ、いじめ、教師 |
カップリング | 教師×いじめられっ子生徒 |
見所ポイント | 支配的ドMの復讐劇 |
『いじめてください先生』
高校教師である岡田はクラスのいじめを知っていながら自身の平穏な日常を守るため見て見ぬふりをしていた。
そんなある日、立ち寄った本屋でふと成人向けコーナーに目を移すと、パッケージにクラスでいじめられている少年・深山に似た少年が写っているのを見つける。
つい手に取り、写真に写っている少年を確認していると____。
形的には教師×いじめられっ子だけど実際の力関は….。
想像していた受とは一味違っていて斬新で、全く想像のつかないラストにメリバ好きはきっとハマるはず!
こちらの話も短編なのでお求め易い価格、またストーリーの疾走感が最高!
最後のいじめられっ子の表情が序盤の虐められていた時の表情とは全く違っていてゾクゾク感がたまらない!
13位:3カクカンケイ
作品名 | 3カクカンケイ |
作者 | 靴川 |
ジャンル | 不登校、三角関係、陽キャ、隠キャ |
カップリング | 面倒見の良い野球男子×訳あり陽キャ 面倒見の良い野球男子×不登校児 |
見所ポイント | タイプの違う3人の三角関係 |
同じクラスの陽キャの森下と野球部の清野はタイプは違うもののとあるきっかけでよく話す仲に。
そんななか清野(攻)は不登校の柏木(受)の家に頼まれた物を届けることになる。
初めて会う柏木は少し変わっていて…。
森下が柏木のことを好きだと思い込む清野、清野が柏木のことを好きだと思い込む森下、二人が一緒にいることが許せない柏木。
3人がすれ違いながらも出した答えとは_______?
ワガママでコミュ障で少し他とは違う柏木、明るく見せているけど訳ありな森川が愛おしい!
3人の恋愛を眺めるのもいいですが、森川と柏木二人の性格が正反対な分、自分だったらどっちと付き合いたいか考えながら読むのも楽しいですよね。
どっちとも付き合いたいけどどっちとも離れたくない!そんな清野の葛藤が見所!
14位:彼と私
作品名 | 彼と私 |
作者 | 夏下冬 |
ジャンル | 擬人化、サラリーマン、ほのぼの |
カップリング | 平凡なサラリーマン×喋らない彼 |
見所ポイント | 喋らない彼との共同生活 |
平凡なサラリーマンとそのサラリーマンの買った「彼」の二人のお話。
ほのぼのしている日常だけど、喋らない青年の謎だけがどこかひっかかる!!
「世にも奇妙な物語」を観ているかのような不思議な空気感。
攻め側の視点で話が進んでいますが、受けにずっと焦点が当てられており、二人の心が通じ合っていないことが如実に伝わってきます。
メリバかどうか聞かれたらメリバではないかもしれませんが普通のハッピーエンドとはまた違ったラストになっていて不思議な気持ちになったのでこれも選びました。
短編で話がすっきり纏まっているので疾走感があり読み終わった後スッキリします。
そして違和感の正体を確かめるためすぐに読み返してしまいます。
15位:四人のにびいろ
作品名 | 四人のにびいろ |
作者 | Akabeko |
ジャンル | ヤクザ、裏社会、アウトロー、兄弟 |
カップリング | 若頭×ペット、若頭×不憫な弟、ノンケ×若頭のペット |
見所ポイント | 薄暗い世界の歪んだ愛 |
「バカで、からっぽで、かわいそうなどうしようもない兄貴_____俺の胎でよけりゃ入れてやるよ。」
ヤクザ一家の息子で、母親に愛されなかった誠は、癇癪のような性欲を弟の相にぶつける。
弟の相は全てを受け入れ可哀想な兄誠の相手をする。
誠の囲っていたベティが誠の元から逃げ出していたところを偶然歩いていた勇が拾う。
幼少期に愛を与えられず暴力とペットのベティに走る誠が可哀想で見ていてたまらない!
特に他の誰にも見せない姿をベティだけに見せ、甘えている所がかわいい。
また、作中で1番単純そうに見えて実はどこか裏があるベティの謎が気になる!
akabeko先生の作品は他の作者さんの描く作品と違い、受よりも目つきの悪い攻めの方が官能的な表情でエロいのがたまりません。
akabeko先生は他にもゲイ向け風俗店の店長×ホストを描く『蜜果』、腹に子宮の刺青を入れている上司×攻めみたいな部下を描く『蝶と花の関係性』など。
ユニークで惹かれる作品を幾つも描いているので気になる方はぜひチェックしてみてください。
まとめ
以上メリバBLについて紹介しました。
好みのメリバBLは見つかりましたか?
やはりメリバは何度読み返しても、ラストの衝撃と作中の不穏な雰囲気がたまりません。
個人的には「BANANA FISH」や「君を愛した10年間」のようなバッドエンドに近いような壮絶なラストが大好きなのでそう言った作品も紹介してみました。
この他にも沢山のメリバBL作品があるのでぜひ気になった方は参考にしてみてください♡
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